墓地探訪
趣味というほどではないですが,どこかに行った時,近くに墓地があると見てみます.
- 鉄輪墓地 (別府):
地獄めぐりの近くの急坂を登っていくとある市営墓地.別府が一望できる.
狭いところに肩寄せあってという感じ.一部は古いのかもしれない.
お墓としては灯籠が目立つかも.
- 妙楽寺墓地 (博多):参道をずっと入って行った一番奥.
岩の形のままの墓石がかなりある.これは珍しいのでは.
黒田家重臣の墓が多いらしく,かなり大きなものもある.
「〜家累代之墓」という名が多い.
回りはお寺だらけだが,墓地には (早朝は?) 入れない所が多い.
- 加納穴釜墓地 (岐阜):
駅から歩いていける.お寺はなくて墓地だけがある.
今頃,気がついたが,お墓ってのは方角は関係ないんだな.
南無阿弥陀仏 (南無妙法蓮華経だったか?) と書いたお墓が結構ある.
花生けの部分が立派.
文化,文政の頃のが沢山あり,かなり大きくて背が高いのもある.
- 観龍寺の墓地 (倉敷):急斜面に作られていて,かなり古そう.
家ごとに塀で仕切られていて,立派な門と扉までついている区画もある.
ここにお墓をもっているのは,由緒正しい家なのかも.
お墓の形は,台の角が丸いのが多い.
- 沖縄:形がすごい.最初は何だか分からなかった.
- 大浦国際墓地(長崎):
個々のお墓は割と普通.字は必ず金文字.全体に派手系.
墓地全体が斜面にあり30cmくらいの細い道が縦横に走る,まさに長崎の町そのもの.
この墓地は一度行ってみるべき.
後で調べたら,国際というだけあって,
外国の人のお墓もいろいろあったらしいのだが,分からなかった.
今は坂本国際墓地ができ,大浦は現状維持のみらしい.
- 伊王島墓地(長崎伊王島):
海が見える高台にある.墓石の上に十字架が付いている.
長崎の歴史も考えあわせると,なかなか感慨深い.
- 函館外人墓地:
基本的には昔に亡くなった外人の墓地.
ロシア,中国,プロテスタントなどと区画になっていて,その中は入れない.
入れるのは,キリスト教の日本人の人の墓地の部分.
普通の日本風の墓石に十字架が彫ってある.
後で調べたらもっと奥に一般の墓地があったようだ.
- Ostfriedhof(ドイツ・ミュンヘンの東部墓地):
ミュンヘンには東西南北の4つの墓地があり,ここはOstfriedhofという駅の前.
Ostは東で,friedhofが墓地なので,そのものずばりの名前.
行ったのはかなり前なので,記憶の彼方だが,歴史はかなりありそう.
感じとしては,アメリカの墓地よりは日本に近い.
区分けされているし,少なくとも明るい雰囲気ではない.
かなり広くて,1時間以上うろついていたが,
まだ行ってない部分がかなりあると思われる.
いろんな形状のお墓がある.
ヨーロッパ (かなり一般化し過ぎ) の墓地は,一度行ってみる価値がある.
- Californiaのどこか:
車から見ただけ.映画で見るアメリカの墓地そのもの.
きれいで明るくて,日本人にはあまり墓地という感じがしない.