「火星の人」の経過. 1ソル=24時間39分35秒=24.66時間=1.0275日 ●は適当に計算した値. 6:脱出.ワトニーが事故にあう. 7:物資の棚卸し. 10:ここまでに3回EVAしてパラボラをローバーで探す. 14:土を作り始める. 15:火星の土を搬入. 16:土を搬入.水を捲く. 22:床2/3が土に. 26:土を搬入.種イモ準備. 29:全量の土を搬入完了.ポップアップテント設置. 30:水作りのためにMDVを調査. 33:最初の水作りを実行.無事成功. 34:水再生器のタンクが一杯になる. 37:水素が充満していることが分かりローバーに逃げる. 39:対策を考えつく. 40:作戦実行.途中で爆発を起こす. 41:機器が壊れていないかチェック. 42:爆発の後始末. 61:水づくりで暇らしい. 63:水づくり完了. 64:ローバーのバッテリーを移す. 65:太陽電池をローバーに取り付ける.ジャガイモを種イモとして植え直す. 66:ローバー完成. 67:ローバーで初めて実験. 69:RTGを掘り出しに行く. 70:ローバーでまた遠出して,現在移動中.翌日帰還. 72●:パスファインダーへ出発. 75●:ルイス谷. 79:パスファインダーへの旅行に出てから8ソル目. 82:パスファインダーに到着. 83●:ハブへ出発. 92:ハブからのビーコン受信. 94:ハブに帰還. 95:パスファインダー修理. 96:パスファインダー復活. 97:地球との通信成功. 98:ローバーのプログラミングの指示が来る. 114:通信順調.メールなどが来る. 115:ヘルメスから(地球経由で)メール. 116:2回目の収穫まであと10ソル位. 117:水再生器が不調. 118:水再生器を修理. 119:ハブが破れる.スーツの修理.エアロックをハブに近付ける. 120:ハブからヘルメットを持ち出す.ローバーで寝る. 121:完全なスーツをハブから持ち出す. 122:ハブの修理.地球と連絡回復. --- ソル584までの食料が残る. サプライ機は製造48日+検査13日+飛行414日=475日(462ソル) つまり,122+462=ソル584に到着予定. --- 130●: サプライ機の進捗を報告. (製造が63日に延びる.検査と搭載を2日でやる.発射はソル185.) 185●: サプライ機の打ち上げ失敗. (覚悟を決めて,色々な人に最後のメールを書く.) 189●:ブルースがチームへ説明(ソル624-[419日+28日](=435ソル)=ソル189) --- この間に以下のことが起きる. ・リッチパーネルが計画を説明する ・パーネル計画不採用を決定 ・パーネルがヘルメスへこっそり通知 ・ヘルメスが加速 --- リッチパーネル計画はソル549にヘルメスが火星に到着(211日で帰還) これにより全体で533日計画が延びる.現在地点をXとすると. (X→E→M→E)-(X→E)=533日 M→E=211日 ゆえに E→M=322日=313ソル ソル549-313ソル=ソル236 つまり,地球をスイングバイしてUターンするのがソル236あたり. ただし本当は,前者のX→E>後者のX→E だから236よりもっと手前. --- 192:リッチパーネル計画を知らされる. 193:ローバーの屋根に穴を開けまくる. 194:ひたすら穴開け. 195:ひたすら穴開け.土中のバクテリアが生きていることが分かる. 196:パスファインダーを過電流で破壊. 197:石で地球にメッセージを書く. 198:酸素供給器の仕様書を熟読. 199:機器の消費電力測定. 200:ローバー実験のため岩の積み込み.腰を痛める. 201:腰が痛い.火星初の風呂. 207:腰を痛めたというメッセージを地球へ. 208:太陽電池パネル28枚を外してローバーに積む. 209:ローバーの車台に太陽電池用のブラケットを付ける. 211:ローバーとトレーラーから不要物を除去. 236●: ヘルメスにサプライが届く. 376:ローバー完成. 380:RTGによる蓄熱ヒーター完成. 381:暇なので法律について考える. 385:テントづくり開始. 387:ハブからキャンバス地を切り取るための準備. 388:切り取りを実行し,ハブを修復. 389:キャンバス地とテントを使ってベッドルームを作る. 390:すべての準備が整う. 431:荷物の積み方をいろいろ試す. 434:ローバー実地試験.何にもないハブで寝る. 435:ベッドルームに急激に加圧したら,はじける. 436:ベッドルームを補強してテスト. 439:テストのために荷物をローバーに積み込む. 440●:長距離ドライブによるテスト開始. 444:長距離ドライブによるテスト5ソル目. (この間,ジャガイモを加熱.) 449:スキャパレリへ向けて出発. 458:マウルス谷に入る. 462:マウルス谷の中間. 466:アラビア大陸に入る. 468:ラザフォードとトルーヴェロの間を通り抜ける. 473:太陽電池の発電量が落ち始める. 474:マルト・クレーターの縁に突き当たる. 475:位置を測定.縁に登って砂塵嵐が来ていることを認識. 476:考え中. 477:電力データロガーの作成. 478:データロガーを3個所に置く. 479:データロガーを取りに戻る.進むべき方向が決まる. 480:嵐からかなり抜ける. 482:エア・ソル. 484:完全に嵐から抜ける. 487:オポチュニティの近くを通り抜ける. 497:スキャパレリの近くまで来る. 498:スキャパレリへの下り坂で横転. 499:ローバーを起こす. 500:トレーラーを起こす. 501:修理. 502:低速で走り始める. 504:MAVからのビーコンを受信. 505:MAV到着. 506:システムチェック. 526:MAVを分解中. 529:水を使って燃料を生成.ヘルメスと直接通信. 543:準備完了. 549:MAV打ち上げ. --- 疑問1 こんなに簡単に土が増やせるのか.一人分の人糞だけでは大した肥 料になるとも思えない(6人x5ソル分の人糞もあるけど).化学肥料がなきゃ 無理では.だからこそバクテリアによる窒素固定なのかな.(じゃが芋は 水耕栽培ができるらしい.) 疑問2 195ソルにバクテリアが生きているのが分かったのだから,土作りし てイモ栽培すれば良かったのではないか.最初に土を増やし始めてから収 穫まで50ソルくらいかかっているので,250ソルにはイモが収穫できていた はず.(種イモが死んでなければ.)そこで時間ができれば,中国のロケッ トで食料を確実に届ける方法もあったのではないか.実際は196ソルに通信 不可能になってる.だから,195ソルに直ちに連絡すれば可能.ただし,ヘ ルメスは192ソルよりも前に軌道を変えて加速し続けているはず.195ソル より後でも軌道を戻せるなら可能.この195ソルは,転換点のような微妙な 日.